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フィリピン留学の治安|地域別の危険情報と学校・外出時の安全対策

フィリピン留学の治安を、外務省の危険情報(地域別レベル)と安全対策基礎データをもとに解説。学校選びと外出時に気をつけたい安全対策をまとめています。

公開日:2024年8月25日 / 最終更新日:2026年10月4日

英語学習のイメージ
英語学習のイメージ(イメージ画像)

フィリピン留学の治安は、滞在する地域や時期によって状況が異なります。留学先を決める前と渡航前に、外務省の危険情報と安全対策基礎データで最新の情報を確認しておくと安心です。この記事では、外務省の資料で確認できる内容をもとに、地域ごとの危険情報の見方と、学校選び・外出時の安全対策を紹介します。

1. 外務省の危険情報で地域の危険レベルを確認する

外務省は、国・地域ごとに危険レベルを出しています。フィリピンの危険情報(情報発出日:2024年12月19日/掲載内容の再確認日:2026年10月4日)の概要は次のとおりです。

  • レベル1(十分注意してください):マニラ首都圏を含む大部分の地域。ダバオ市もレベル1の対象地域に含まれています
  • レベル2(不要不急の渡航は止めてください):対象地域の例として、パラワン州南部(プエルト・プリンセサ市以南)や、ミンダナオ地方の一部
  • レベル3(渡航は止めてください。渡航中止勧告):対象地域の例として、ミンダナオ地方の一部の州(スールー州、バシラン州、タウィタウィ州など。周辺海域を含む)

対象地域の正確な範囲は、外務省の危険情報の詳細と地図で確認してください。なお、レベル1は「十分注意してください」という段階で、安全を保証する評価ではありません。危険レベルは見直されることがあるため、渡航前にも最新の情報を確かめておくと安心です。

2. 犯罪の傾向を知っておく

外務省の安全対策基礎データ(2025年10月21日更新)では、フィリピン国家警察(PNP)の統計として、2024年の全国の犯罪発生件数は約20万件で、日本と比べて強盗は約3倍、殺人は約4倍とされています。また、一般市民にも許可制度に基づく銃の所持が認められているほか、未登録の銃器も出回っているため、銃器による犯罪が発生しやすい環境にあると説明されています。

同資料では、日本人の被害として次のような例が挙げられています。

  • 路上強盗:抵抗したことで負傷するケースがたびたび起きています
  • 睡眠薬強盗:被害報告が大使館に頻繁に寄せられています。睡眠薬などは体に重大な影響を及ぼすおそれがあります
  • スリ・置き引き・ひったくり:国内各地で日本人の被害が多発しています

強盗に遭った場合は、抵抗したり急な動きをしたりせず、身の安全を優先してください。

3. 留学先の都市ごとに確認する

  • セブ:在セブ日本国総領事館の資料をもとにした「セブ留学の安全対策|学校・外出・緊急時の確認ポイント」で紹介しています
  • マニラ・ダバオなど:危険情報で地域のレベルを確認したうえで、周辺の環境と外出のルールはSTABROへご相談ください。私たちが学校へ確認してご案内します。

バギオで確認すること

寮と校舎の位置関係、通学方法、夜間・休日の連絡先はSTABROへご相談ください。私たちが学校へ確認してご案内します。気候に合わせた服装や雨への備えは「バギオ留学の服装」の記事で紹介しています。治安は「他都市より良い」と一律に判断せず、外務省の最新情報と学校周辺の状況を確認しておくと安心です。

4. 学校・寮を選ぶときに確認すること

学校や寮の安全体制は、学校によって異なります。申し込む前に、次の点をSTABROへご相談ください。学校への確認と回答の整理は私たちが行います。

  • 入退室の管理方法と警備の体制
  • 門限、外出・外泊のルール
  • 夜間・休日も含めた緊急時の連絡先
  • 体調不良や事件・事故のときに、病院への付き添いなどの対応があるか。対応の有無・範囲・費用
  • 台風などのときの授業と寮の対応

「サポートあり」を具体的な条件で比べる

STABROへ相談するための比較例です。私たちが各校の対応内容を確認してご案内します。回答は学校ごとに異なり、対応や安全を保証するものではありません。「担当者がいるか」に加えて、連絡方法や対応時間も確認しておくと安心です。

比較項目STABROに相談したいこと
夜間・休日通常窓口が閉まっているときの連絡先と、連絡がつかない場合の次の窓口はどこか。
寮から校舎敷地内か外部寮か、通学手段、送迎の運行時間と利用条件はどうなっているか。
受診時の手配学校が案内・同行できる範囲、対応時間、交通費など別払いになる項目は何か。
予定変更天候や交通で帰寮・到着が遅れる場合、誰へ何を伝えるか。学校から連絡が来る方法は何か。

連絡先メモに残す項目

学校名/校舎・寮の住所/通常の担当者/夜間・休日の窓口/保険会社の連絡先を、一つにまとめておくと安心です。緊急時は現地の緊急機関へ連絡し、学校や保険会社の案内も利用してください。

学校・寮の生活ルールを確認する / 申込前に学校の対応範囲を相談する

5. 外出・移動のときの防犯

外務省は、基本的な防犯対策として、最新の治安情報の収集、危険な場所に近づかないこと、多額の現金や貴重品を持ち歩かないこと、見知らぬ人物を安易に信用しないことを挙げています。留学中は、次の点を意識しましょう。

  • 夜間の一人歩きを避ける
  • 見知らぬ人からの誘いや、勧められた飲食物に注意する
  • 多額の現金を持ち歩かず、貴重品を分けて持つ
  • ATMを使うときは、周囲に不審な人がいないかを確認し、暗証番号の入力を隠す
  • タクシーや配車アプリを使うときは、車両・運転手、目的地、料金を乗る前に確認する。乗車していることを家族や友人に伝えておくのも一案です
  • 空港では、出迎えがない場合に客引きのタクシーを使わない。外務省は、到着ロビーのタクシー会社の受付カウンターで手配するよう案内しています

また外務省は、海外で特殊詐欺に加担させられる「闇バイト」について注意を呼びかけています。不審な求人には応募しないでください。

6. 緊急時に備える

  • 緊急連絡先を控える:外務省の安全対策基礎データでは、全国共通の警察・消防・救急(National Emergency Hotline)は911、フィリピン赤十字の救急は143と案内されています
  • たびレジに登録する:外務省の「たびレジ」に登録すると、渡航先の安全情報を日本語のメールで受け取れます
  • 大使館・総領事館の資料を確認する:外務省の「安全の手引き」ページから、在フィリピン日本国大使館と在セブ日本国総領事館の資料を確認できます
  • 保険と医療:海外旅行保険の補償内容と、現地の医療については「フィリピン留学の医療事情と海外旅行保険で確認したいこと」で紹介しています
  • 台風などの自然災害:「フィリピン留学中の台風対策」で、情報の確認方法と備えを紹介しています

まとめ

フィリピン留学の治安は、地域によって外務省の危険レベルが異なります。留学先の地域の危険情報を確認し、学校・寮の安全体制を比べたうえで、外出時の防犯と緊急時の備えを準備しましょう。危険情報は見直されることがあるため、渡航前と滞在中も最新の情報を確認してください。

記事・出典確認日:2026年9月30日
※外務省の危険情報(2024年12月19日発出)、安全対策基礎データ(2025年10月21日更新)、たびレジ、安全の手引きのページで、掲載内容を確認した日です。現地の治安を独自に調査した日ではありません。

危険情報・安全対策基礎データの再確認:2026年10月4日。外務省の危険情報ページと安全対策基礎データを再照合しました。現地の治安の独自調査や、学校の対応を確認した日ではありません。

出典

この記事の執筆・監修

森内 亨(もりうち とおる)
STABRO株式会社 代表/留学カウンセラー

2012年に自身もフィリピン留学を経験。2013年にセブで語学学校を立ち上げて運営し、あわせて留学エージェントとして留学生のサポートを始めました。セブへの渡航は100回以上。ニュージーランド、オーストラリア、マルタ、アイルランドの語学学校も視察しています。現地での経験をもとに、学校選びから渡航準備まで相談を受けています。

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